2006年08月04日
張玉寧がクィーンズランドへ [ 移籍 ]
『中国のベッカム』と異名を持つ張玉寧だが、クイーンズランド・ローアと契約したことで、その知名度は国境を越えるだろう。張現在、中国トップリーグでプレーし、代表としても15試合を経験している。クイーンズランドはAリーグのライバルクラブを出し抜き、見事に彼をかっさらって行った。
絶大な人気を誇る故郷を飛び出し、張は初めて母国以外のリーグでフルシーズンをプレーする。スチュワーデスとつき合い、ブランド物に身を包んだ29歳のストライカーは、ローアのマスコット的な存在チャド・ギブソン(Chad Gibson)を脅やかす存在になるだろう。しかも、会長のジョン・リボット(John Ribot)によると、その才能は本物だ。
「彼の経歴や国際試合の経験を考えると、良い買い物だったと思います」と、6桁の契約金を支払ったとされるリボットはコメントした。
先週、ローアの練習に合流したのですが張の能力を、監督のマイロン・ブレイバーク(Miron Bleiberg)も評価した。監督は、アデレード・ユナイテッドの曲聖卿(Qu Shengqing)よりも、張の能力が上だと断言した。ちなみに曲と張は親友同士であり、張のオーストラリア移籍には、曲が大きく影響している。
「曲より有名で、国際試合の経験も多いそうです。ただ、曲が先に移籍していなければ、契約にまではいかなかったかもしれません。アデレードでの曲の活躍を見て、(張との契約)はとても良い話だと思ったのです」
張には、アジアサッカーのフィジカル面での長所が典型的に現れている。187cmの高さとそれに見合う締まった体は、ローアのストライカー(Ante Milicic、Simon LynchとReinaldo Elias da Costa)にひけをとらない。
「張は、クラブがもっとも必要としている存在です。ミリックは小回りがきき、リンチはスピードがある。(レイナルド)のカバーを得た今、だいぶ余裕ができました」
マーケティング的にも、クイーンズランドは良い買い物をした。オーストラリアへの移籍がマスコミに発表された時、中国のサッカーサイトは1300万ヒットを記録した。しかし、リボットはまだこの注目をどう活用するべきか、はかりかねているようだ。
「うーん、そうですね。ピッチで活躍してくれてチケット売上げに貢献してくれたらいいと思います」
張は4年間、上海申花でプレーしている。しかし昨シーズンはわずか8試合出場し1ゴール留まっている。キャリアが最高潮の2000年は甲Aの遼寧に所属し、17試合で11ゴールを決めている。
Roar deal for Zhang 2006-08-02 ©The Courier Mail
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