2005年06月20日
FIFAマッチリポート:中国 4-1 パナマ [ ユース ]
FIFA世界ユース選手権 グループB
2005年6月17日
ニューヴ・ハルヘンヴァールト・スタジアム(Galgenwaard Stadium)
中国 4-1 パナマ
勢いが止まらない中国は、ユトレヒトでのパナマ戦で4-1で勝利し、グループBを主意通過しました。エックハルト・クラウトツェン率いるユース代表は、3位通過のチームと対戦します。一方でパナマは3敗という結果で祖国へ帰ることになりました。
中国ユース代表監督クラウトツェンは、当初の目的は達成されたと語りました。
「ノックアウト方式のステージへ、少ない重圧で臨めますが、しかしスペインやブラジル、オランダといった強豪と当たる可能性もあります」
崔鵬(Cui Peng)と周悌(Zhu Ting)を出場停止で欠き、クラウトツェンは前試合のフォーメーションから4人を変えました。MF王宏亮(Wang Hongliang)が初めてスターティングメンバーに選ばれ、苑維ウェイ(Yuan Weiwei)がトルコ戦で警告を受けた鄭涛に代わって入りました。一方パナマ監督ヴィクトール・メンディエータは、Celso PoloとRichardo Buitragoをルイス・ゲラルド(Luis Gallardo)とクリスティアン・ベガ(Cristian Vega)に代わって投入しました。
勝ち点のないパナマに対し、引き分けさえすればいい中国はリラックスした状態で試合に臨みました。パナマは開始早々からAlvaro Salazarがゴールを脅かしましたが、彼の低い弾道のシュートはGK楊程(Yang Cheng)によって受け止められました。
この消極的な流れは中国に対して警鐘を鳴らし、目が覚めたような動きを見せました。蒿俊閔が郜琳(Gao Lin)にボールを渡しましたが、GKジョセ・カルデロン(Jose Calderon)のファインプレーによって退けられました。
しかし、アジア勢の勢いはとまりませんでした。機動力のある盧琳(Lu Lin)が左から切り込み、中国フル代表ストライカー周海濱がミスひとつなく、ジョセ・カルデロンをすり抜けるシュートを決めました。
さらに譚望嵩が危険なクロスをペナルティ・エリア内に入れ、陳涛(Chen Tao)が反応しましたが、カルデロンによって阻まれ、リバウンドを郜琳が押し込もうとしましたが、ポストに跳ね返りました。
パナマの最初のチャンスは15分目で訪れました。Richardo Buitragoのフリーキックに合わせたエドウィン・アギラール(Edwin Aguilar)がシュートを放ちましたが、GK楊程が左に飛びつきました。
パナマの努力は37分に報われました。右コーナーからBuitragoが再びフリーキックをし、大柄のジョセ・ベネガス(Jose Venegas)が楊程をすり抜ける力強いヘディングを決めました。
しかし反撃の望みは3分で断たれました。王宏亮(Wang Hongliang)が右からクロスを上げ、それを郜琳が完璧に合わせて教科書どおりのヘディングを決めました。
ハーフタイム後、パナマは同点のチャンスを探してプレスしましたが、リードの幅を広げるチャンスを与えただけでした。3点目のチャンスはさほどたたないうちに訪れました。カルドロンがクリアしきれなかった郜琳の左サイドからのクロスを、譚望嵩がゴールに押し込みました。
中国の勝利は確実なものとなりましたが、中国サポーターたちはこれでは満足しませんでした。「中国4-1」の合唱が鳴り響き、それに答えるように54分、陳涛(Chen Tao)が20ヤードからのシュートを放ちました。さらに2分後、苑維ウェイも非常に不可解なシュートをしましたが、これは大きく外れました。
しかし、78分に盧琳のすばらしいフリーキックがゴールに吸い込まれ、カルドロンを意気消沈させました。
敗れたパナマ代表監督のヴィクトール・メンディエータは、しかしさばさばした様子でした。
「彼らはあらゆる面でわれわれを上回っていました。尊敬すべきチームです」
Impressive China breeze past Panama into last 16 (4:1) ©FIFA.com
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